音楽・映像による表現

言葉の違いを越えて心をひとつに結ぶもの
それが音楽や映像のはたらきです。
既存の曲BGMやフリー素材でなく、ご自身そのものを表現する
音楽・映像の制作をご提案します。

特別な時間、特別な人と共有する特別な音楽

現代は音楽に溢れています。音楽そのものは水か電気のようになる、というデヴィッド・ボウイの2002年の発言の通り、今や音楽は殆ど無料に近い料金でどれだけでも手に入れることができます。ウォークマンによる音楽の聴き方の革命は、結局のところ音楽を個人で消費するだけのものにしてしまいました。

音楽は本来、人と共有するものでした。SNSでいいね、と共有するのではありません。特別な人と特別な時間を共にし、心を一つにし、そこで何かが変わり、未来を拓いていく力となる存在、それが音楽なのです。トゥルバドールの愛の歌、バロック時代に宮廷で演奏されたヴィヴァルディやバッハの音楽、或いは負傷した兵士たちのための慈善事業としてベートーヴェンが自ら棒を振った交響曲、いにしえより音楽はその時、その場で、そこにいる人たちのためにあったと言ってよいのです。

結婚式でもお葬式でも、或いはその他様々なパーティーや会合で音楽は欠かせません。きっと主催する側はどんなBGMがよいか、いろいろと検討することでしょう。そんな時、既存の楽曲を流すのでなく、正にその時のために、自分たちの気持ちをそのまま表現する音楽というものがあれば、その場が更に思い出深いものになるのではないでしょうか。

インテラパクスでは、そのような特別な場のための世界に一つしかない音楽を製作させて戴いています。或いは、その音楽を背景にした映像作品も製作します。また、その場にミュージシャンを派遣し、生演奏することも可能です。これは、自らの「今」を表現するミュージシャンたちが集い、作品を発表した「ネット音楽雑誌・月刊 DAICHI」での経験から生まれたものです。

人と人とが触れ合い、心を通い合わせるのに、その時、その場のための音楽には力があります。内容やスケジュール、料金につきましては、ご要望をお伺いしてから決めさせて頂いています。まずはお気軽にお問い合せ下さい。

ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」

音楽が人の心と心をつなぎ、人と人の豊かな関係性を築く効果があることは誰しも経験したことのあることだろうと思います。そして人と人の豊かな関係性こそが、共に新しいものを生み出し、どんな困難をも乗り切っていけるエネルギーを生み出してくれるのです。

インテラパクス代表の詫間正博は、2001年エチオピアのアディスアベバで行われた斎藤忠光(現・いだきしん)氏の「天命」コンサートにて、氏の音楽が、エチオピアの人々をも、そしてエチオピアの空気をも、一晩にして明るく、力強いものに変えたのを目の当たりにしました。エチオピアの人達が、斎藤氏の音楽に触れ、生きることの喜びと希望を取り戻したことは彼らの表情からはっきりとわかりました。同じ日本人である詫間に彼らは口々に、「斎藤さんは最高だ、本当にすごい。斎藤さん、ありがとう、日本人、ありがとう」とその喜びを伝えてきたのです。また、音楽療法士の大村眞由氏が中心となって運営されている「赤いりんごの会」にて、老人ホームのお年寄りたちが、音楽を通じて明らかに癒され、生き生きとした表情や姿に変わっていくその場にも立ち会いました。音楽は言葉では表現できない、伝え合ったりわかり合ったりできないことでも、言葉を越え、更には文化や世代、男女の壁をも越えて、心と心をひとつにするものなのです。

このような経験を通じ、主にいだきしん氏と出会ったミュージシャンたちが、それぞれが今感じていることをそのまま音楽として表現し、それを世界に向けて発信することを目的として、グループレーベル「ティエラミュージック」を設立、ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」として配信しています。ミュージシャンたちの心が、感覚が、そのまま多くの人々の心に届く時、そこから新しい「何か」が生まれたら、と願っています。

※上記の文章は2011年に書いたものです。その後ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」は2011年9月25日配信の第100号を以て休刊となりました。上記文章の記載趣旨は変わりませんのでそのまま掲載しています。また、ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」のサイトはその後も存続していますので過去に配信されたバックナンバーは現在もご覧になれ、サンプル曲も聴くことができるようになっています。