言葉の壁を越えて

インターネットはすっかり私たちの生活に溶け込み、
世界中を相手にして情報を収集し、発信することは特別なことではなくなりました。
しかし、その一方で言葉の壁は依然としてあります。

スタイルに応じた伝わる英文ドキュメント

インテラパクスでは次のような翻訳サービスを行っています。

  • システム開発文書の英語版作成
  • ウェブサイト(ホームページ)の英語版作成
  • 英文メールの和訳と回答英文メールの作成
  • 英語の歌の訳詞
  • その他英文ドキュメントの和訳、日本語文書の英訳等

英語に限らず日本語でも、文書というものには必ず目的があり、その目的に応じたスタイルというものがあります。社内文書であっても、社外の取引先や顧客に出す文書であっても、そのスタイルをきちんと守ることが、特に文化が異なる相手の場合は重要です。スタイルを逸脱した文章は、それだけで真意や誠意を疑われ、伝えたいことが伝わらないだけでなく、相手を怒らせることにもなってしまいます。

私は、この数年間、東京都内の銀行で現場で働く方々が書いた英文のチェックを担当してきましたが、大抵の方は英単語が並んでいるとそれだけで英訳ができた、と思いがちです。しかし、例えば英文メール一つとってみても、相手に何かをお願いするメール、或いは何かを報告するメール、会議の案内をするメール、それぞれにタイトルや書き出し、文章構成など、適切なスタイルがあります。このスタイルから外れると、折角書いたメールも真剣に読んでもらえなかったり、或いは受け取った相手もどう対応してよいかわからずに困ってしまい、結果放っておかれてしまうことにもなりかねません。

英語でビジネスをスムーズに進めるには、或いは、世界に自分や自社の優位性をアピールするには、それぞれ目的に合った、スタイルに応じた伝わる英文ドキュメントの作成が肝要です。謂わば、結果の出せる英文ドキュメントの作成、是非インテラパクスにお任せ下さい。

機械翻訳には頼れない

現在のインターネット環境では、翻訳サイトがいくつもあって、ボタン一つで、しかも無料で英語にしてくれるので、わざわざ人に翻訳する必要はない、とお考えの方も多いことと存じます。翻訳エンジンを利用したボタンを用意しているサイトも多いことでしょう。しかしながら、現段階では、まだまだ日本語から英語への翻訳には課題が多いようです。はっきり申し上げると、確かに英単語は並んでいるものの、英語になっていない、英語として読むに堪えない結果になっているものが多く、中には主語と目的語が逆になっているものも少なからずある、というのが現状です。

具体的な例を挙げると「こんにちは」のつもりで「今日は!」と書いたものを英訳させると「Today is!」と返して来るような状況です。「こんにちは」であれば誰しも「Hello!」と返って来ることを期待することでしょう。それほど英語に強くない人でもこれはおかしいのでは? と気づくほどのことしかできないのが現在の翻訳ツールのレベルです。

最近のAI やディープラーニングの発達を考えると、日本語の解析をもっと深くできるようになるのはそう遠い将来のことではないことでしょう。しかし、それまでの間は、そこに書かれている日本語を正確に理解し、通じる英語にするにはまだまだ人の手が必要です。先ほどの例で言えば、「今日は」の「今日」は「きょう」ではなく「こんにち」と読むのだな、そしてこれは何かの主語ではなく、挨拶の言葉なのだな、という判断は現段階ではまだ人間にしかできない、ということです。

加えて、上に書いたスタイルの問題があります。訳した結果があるスタイルに適したものになっていなければなりません。以前、あるシステム担当者が報告書を機械翻訳にかけたものを再鑑したことがありますが、箇条書きの日本語に主語がなかったため、全ての文の主語として一人称の「I」が補われ、個人の日記のようなものに仕上がっていました。とても報告書として通用する内容のものではありませんでしたので、全面的に書き換えさせて戴きました。

英単語が並んでいるだけではダメなのです。どのような英文にするのがよいか、総合的に判断できるのは人間です。まずはお問い合わせ下さい。